ベランダの防水は大丈夫ですか?メンテナンス時期と放置するリスク
2022年2月28日更新
洗濯物を干したりと普段使っているベランダも定期的にメンテナンスをた方がいいのはご存知ですか?
「外壁みたいに汚れや色が褪せてくるのならわかるけれど、ベランダはどこをメンテナンスをすればいいの?」
そう思った方もいらっしゃるはず。
ベランダは風雨にさらされて水に触れる場所ですから、ちゃんと防水をしておかないと水が屋内にまで染み込んできてしまいます。
大切な建物を守っていくために防水されているところは定期的にメンテナンスが必要ですから、メンテナンスのタイミングを逃さないようにしましょう!
今回はベランダ防水のメンテナンスについて解説していきます。
【ベランダ防水のメンテナンス時期は10年〜を目安に】
ベランダは雨に濡れる場所ですから、床には水が染み込んでいかないように防水がされています。
この防水も年数が経つことで劣化してくるため、痛んでいる症状がある場合やある程度年数が経っていましたらメンテナンスを考えなければなりません。
ベランダ防水が劣化すると以下の症状が出てきます。
【ベランダ防水の劣化症状】
・防水塗装が色褪せてくる
・汚れが目立ってくる
・ドレンまわりにゴミが溜まり、排水が悪くなる
・コーキングの劣化
・防水シートの反りや剥がれ
・防水層の損傷
など
このような劣化症状が出てくると防水性能は低くなっていますので水が染み込んできます。
ベランダ防水のメンテナンス時期は施工されている工法によって異なりますが、だいたい10年〜を目安に考えましょう。
実際にメンテナンスが必要かは業者に状態を見てもらって判断してもらうことをおすすめします。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、お家のメンテナンスのことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【なぜベランダ防水のメンテナンスが必要?】
ベランダの防水が劣化していると水が染み込んでくるため雨漏りしてしまいます。
屋内には柱や梁などの構造体があり水に濡れると腐食してしまいますし、さらに水が流れてくると室内にまで影響が出てしまいます。
天井からポタポタと水が落ちてくる中で生活するのはかなりの負担になります。
また、構造体が水に濡れるとシロアリ被害にあう恐れがあります。
建物の状態を非常に悪くしてしまいますから、できるだけ雨漏りを起こさないことが重要です。
このような被害を出さないためにもベランダの防水は定期的にメンテナンスが必要ということです。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
【防水工法の種類は4つ】
防水工法は一つだけではありません。
建物によって施工されている工法が違いますから、メンテナンスを行うときは既存防水に適した工法で工事をすることが大切です。
防水工法の種類は以下の4つがあります。
【防水工法の種類】
・シート防水
・ウレタン防水
・FRP防水
・アスファルト防水
住宅に多く用いられているのはウレタン防水とFRP防水です。
ウレタン防水とFRP防水は定期的にトップコートを塗り替えてあげれば防水層は維持できるため、比較的にメンテナンスがしやすいです。
シート防水やアスファルト防水は、ビルの屋上などの施工面積が広いところでよく用いられています。
劣化してくるとシートが捲れてきたり、防水層が剥がれてきて下地が露出しますから状態には注意してきましょう。
ベランダ防水の工法についてはこちらの「屋上・ベランダ防水工事」をご覧ください。
【ルーフバルコニーは雨漏りすると大変】
ルーフバルコニーとは階下の屋根を利用したバルコニーのことです。
ルーフバルコニーはすぐ下が部屋になっているのが特徴で、雨漏りには注意しておかなければなりません。
ベランダやバルコニーの性質上、南向きや東向きの日当たりの良い方角に配置されやすいですから、バルコニー下はリビングが置かれていることが多いです。
すぐ下が生活するスペースとなっているため、もし雨漏りを起こしたら大変なことになってしまいます。
リビングにはテレビなどの家電や家具などがあります。
雨漏りするとこれらを濡らしてダメにしてしまいますから、ルーフバルコニーのある建物はとくに雨漏りに注意が必要です。
現在ではルーフバルコニーのあるお家がたくさんありますので、雨漏りを引き起こさないように防水の状態はこまめにチェックしておきましょう。
雨漏りの危険性についてはこちらの「雨漏りを放置すると危険!」をご覧ください。
【防水だけじゃない!笠木や手すりの劣化も注意!】
ベランダは笠木や手すりのところも注意しておく必要があります。
笠木や手すりは経年劣化すると隙間が生じてきますので、そこから水が入り込んできます。
長く水が入る状況を放置すると下地の腐食を起こし、やがて雨漏りにまで発展してしまいます。
笠木は接合部のところにコーキングを打って防水してあります。
コーキングは5〜10年ほどが耐用年数で、古くなるとひび割れや破断などの症状が出ますから、定期的に打ち替えてあげましょう。
ベランダによっては手すりを設けてあるお家もあります。
手すりは笠木との取り合い部にパッキンを取り付けて水が入らないようにしてありますが、そのパッキンも摩耗して水の侵入口となってしまうことがあります。
劣化症状が確認できたり、年数が経っていたりしましたら、そのままにせずメンテナンスしてあげましょう。
コーキングについてはこちらの「下地調整の重要なポイント1 コーキング処理」もご参考にしてください。
【ベランダ防水のメンテナンスをお考えの方はお気軽にご相談を!】
ベランダ防水は建物が雨漏りしないようにメンテナンスをしておかなければならない場所です。
雨漏りの被害はとても大きく、もし被害にあってしまうと工事費用もかかってしまいます。
雨漏りの範囲は小さく済むこともあれば、広範囲にまで被害を及ぼしてしまうこともあります。
それくらいに建物内に入る水の流れは予測しにくいため、雨漏りを引き起こさないということが大切になり、そのために前もって防水のメンテナンスをしておくことが大切です。
当社はベランダ防水工事を承っておりますので、メンテナンスをお考えの方はお気軽にご相談ください。
防水工事についてはこちらの「屋上・ベランダ防水工事が大切な理由」もご参考にしてください。
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